2011年F1シンガポールGPの土曜予選で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは5位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
フェルナンド・アロンソ 予選5位
この予選には満足している。僕にとって今年ベストのQ3ラップだったと思うからね。120パーセントの力を注ぎ、いくつかのコーナーではリスクを冒した。上位のポジションを獲得するチャンスを狙うにはそうするほかなかったんだ。普通のラップを走っていてもポジションは変わらなかっただろうけど、2台のマクラーレンとの差は、0.1秒未満ではなく、0.5秒になっていただろうね。もしハミルトンとバトンより上位にいけていたら全く違うストーリーになっただろうが、実際にはそうはならなかったのだし、自分たちが不運だと嘆いても意味はない。
表彰台フィニッシュは手が届く目標だと確信している。僕らは通常、予選よりも決勝での方が強力だし、ここが例外になるような理由はない。このコースではスタートから1コーナーまで距離があまりないけれど、スタートでいくつかポジションを上げることを目指す。その後は戦略を最大限に活用し、タイヤのデグラデーションが一部のライバルたちほど高くなければそれも確実に生かしたい。マシンのメカニカルパーツにとってとてもハードなレースになり、セーフティカーが出動することが多い。何が起こるか見ていくよ。繰り返しになるけれど、表彰台をつかめるチャンスはあると自信を持っている。