2012年F1第10戦ドイツGPの土曜フリー走行は、フェラーリのフェルナンド・アロンソがトップタイムをマークした。ザウバーの小林可夢偉は9番手につけた。
雨に翻弄された金曜のフリー走行から一転、青空の広がった土曜日のホンケンハイムリンクは現地時間11時から60分のフリー走行が行われた。セッションは、一部路面に湿った部分が残っていたものの、レコードラインはほぼドライで、そのなかを各車とも積極的に周回。しかし、予選が行われる午後は再び雨の予想もあり、セッションの終わりには早くも雨に見舞われることになった。
そんななか、FP3のトップタイムをマークしたのはフェラーリのアロンソとなった。各車がソフト、ミディアムの両コンパウンドでプログラムを進めるなか、中盤まではミディアムタイヤを履いたドライバーが先行するかたちでタイムが更新されていくも、終盤を前にそれまで周回数で遅れをとっていたアロンソが暫定トップのセバスチャン・ベッテルをコンマ5秒上回る。アロンソは、直後にミディアムを履いたルイス・ハミルトンに一度タイムを塗り替えられたものの、最終的には1分16秒014のベストタイムをマークし、納得の表情でライバルよりも一足早く走行を終えることになった。
その一方で、やや精彩を欠いていたのがドライのFP1でトップだったマクラーレンのジェンソン・バトンだ。彼はこのセッションで3番目に多い25周を走行したが、タイムはHRTにも届かず最下位。残り10分過ぎから降り始めた雨の影響でほぼ全車が予選シミュレーションが行えなかったとはいえ、バトンはトップのアロンソから5秒近いギャップをつけられている。
そのほか、ザウバー勢は、セルジオ・ペレスが4番手、可夢偉は25周を走り9番手につけた。ギヤボックス交換で5グリッド降格が新たに判明したレッドブルのマーク・ウエーバーは5番手。ホームグランプリのメルセデスはミハエル・シューマッハー15番手、ニコ・ロズベルグは17番手となっている。
