予選で11番手を獲得したザウバーのフェリペ・ナッセにグリッド降格のペナルティが科されている。
ナッセは、予選Q1の11コーナー先で後方から来たフェリペ・マッサの進路を塞ぐかたちとなり、セッション後の審議対象に挙がっていた。
ブラジルGPのスチュワードは審議の結果、ナッセに3グリッドの降格ペナルティを課すことを決めた。
ただ、今回からルノーの新しいパワーユニットを搭載した予選9番手のダニエル・リカルドが10グリッドの降格になっているため、ナッセのスターティンググリッドは12番グリッドとなる。
また、金曜フリー走行2回目の赤旗中に追い越しをしてしまった予選4番手のバルテリ・ボッタスは7番グリッドからスタートすることになっている。
一方、マシントラブルで予選ノータイムのフェルナンド・アロンソは、それまでのフリー走行で十分なタイムを記録しているとして20番グリッドからのスタートが認められている。
なおアロンソは、決勝に向けて新たに12基目のICEを搭載するほか、11基目のターボチャージャーとMGU-H、8基目のMGU-Kとコントロール・エレクトロニクス、6基目のエネルギー・ストアを使用。グリッド降格に直すと35グリッド分となる。