2015年F1ブラジルGPの土曜予選で、ザウバーのマーカス・エリクソンは14位、フェリペ・ナッセは11位だった。
■ザウバーF1チーム
マーカス・エリクソン 予選=14位
中段グループは接戦だったが、まずまずの予選ができた。でもマシンバランスに完全に満足していたわけではないので、少し残念に思っている。さらに僕のラップも完璧なものではなかった。
それでもこのスターティングポジションは、ポイント圏内からそれほど遠くもなく、悪くはない位置だと思う。
フェリペ・ナッセ 予選=11位
今日はマシンの感触がとてもよかった。予選で予想されていた高めの気温に合わせて、マシンをうまく変更したんだ。
最後の走行でいいラップを走り、あと少しでQ3進出というところまで行けた。自分にもチームにも満足している。
ペナルティは残念だけど、ポイント圏内でフィニッシュできるようベストを尽くす。
(フェリペ・マッサの妨害をしたとして3グリッド降格を受けたことについて)チームから受け取った情報では、周囲のマシンはすべて“イン・フェイズ”、つまり皆スローラップだと聞いていた。
最終セクターの下り坂に差し掛かり、メルグーリョコーナーで後ろに見えたのは(バルテリ・)ボッタスだった。「よし、アタックラップを始めるぞ」と思った時、突然フェリペがアウト側から前に出るのが見えた。
チーム全体のコミュニケーション上のミスだ。下り坂に入ってしまうと、上から来ている車が見えない。僕にはどうしようもなかった。