バーレーンでのシーズン前最後のF1合同テスト4日目最終日、ウイリアムズのバルテッリ・ボッタスがFW36で走行した。
ボッタスは午前中から精力的に走りこみ、エンジントラブルによってコース上で止まる場面があったものの、合計108周を走行、1分33秒987で2番手となった。
「今日もいい一日だった」とテスト&サポートエンジニアのロッド・ネルソン。
「ランチタイムの後、ロングランを繰り返し、タイヤのデグラデーションをチェックし、それから予選シミュレーションに入った」
「シミュレーションの終盤、スーパーソフトタイヤを履く前に、長距離を走りこんだエンジンにトラブルが起きた。走行周回数を考えれば、大きな驚きではないが、バルテッリが最後にプッシュするチャンスを失ったのは残念だ」
「チームは全部で936周を走り、テストの中でFW36がコース上でストップしたのはこの一度だけというのは、満足すべきことだ」
「マシン、パワーユニット、ドライバー、チームに非常に満足した状態でプレシーズンテストを終えることができた。すべてがうまくまとまって理想的に機能している。チームの方向性に満足している」
ボッタスは最後にスーパーソフトタイヤでアタックできなかったのは残念だが、開幕戦に向けて準備は整ったと述べている。
「テスト最終日は最後の最後までとてもうまくいっていたが、ひとつだけ不運なトラブルが起きた。でも他には問題はなく、マシンのセットアップもかなり進めることができた」
「たくさんのテスト作業をこなし、メルボルンに向けて最大限の準備をできたと思う」
「これからの2週間も努力し続けなければならないが、テストの状況には満足している。今日はスーパーソフトで速いタイムを出すことができなかったから、メルボルンに着いてから仕事の続きをするのを楽しみにしている」