ウイリアムズF1チームは28日、2014年のF1マシン『FW36』の実車を初披露した。

 今月23日に、実車に先行して新車のデジタルイメージを公開していたウイリアムズ。この日、ヘレス・サーキットでコースデビューを果たした『FW36』はほぼそのままの姿で登場し、フロントセクションにも“アリクイ”ノーズが確認された。

 F1の名門チームとして知られるウイリアムズは、2012年にパストール・マルドナドがチームにひさびさの優勝をもたらしたものの、昨シーズンは再び低迷。浮上のきっかけをつかめなかったイギリスチームは今年、大幅なレギュレーション変更に合わせてパワーユニットをメルセデスへとスイッチした。

 ドライバーラインナップもマルドナドの離脱に伴い、ベテランのフェリペ・マッサを新たに起用。トップチームのフェラーリで8年もの経験を積んだマッサと、成長著しい期待の若手バルテッリ・ボッタスという理想的なコンビも揃えた。

 しかし、多額のスポンサーマネーをもたらす存在だったマルドナドの離脱はやはり大きかったこともうかがえる。マッサがブラジル系のスポンサーを持ち込んだとも言われているが、ヘレスに登場した『FW36』には数えるほどのスポンサーロゴしか確認できず、テスト用の暫定カラーとはいえ寂しいものとなった。

 一部でイタリアの酒造メーカー、マルティーニとのタイトルスポンサー契約も噂に上がっていたが、現時点でそうした発表はなされていない。

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