トト・ウォルフは、メルセデスのリザーブドライバーを務めるパスカル・ウェーレインを来シーズンにもF1にデビューさせたいと考えている。
今シーズン、ウェーレインはメルセデスAMGのリザーブドライバーを務める一方で、DTMドイツツーリングカー選手権にも参戦しており、現在メルセデスドライバーのトップにつけるシリーズランキング3位に位置している。
彼は、今年行われたF1合同テストでメルセデスの他に、フォース・インディアもドライブしており、伝えられるところでは、来年メルセデスのパワーユニットを搭載するチームにおいてレースシートを得る最有力候補に挙げられているという。
「来年、彼にはF1をドライブしてほしいと思っている」と、メルセデス・モータースポーツを指揮するウォルフが語ったと、grandprix247.comが報じている。
噂では、ウェーレインがトップチームのひとつであるウイリアムズのレースシートを獲得する可能性さえあるという。
現在ウイリアムズは、フェラーリへの移籍が噂されるバルテリ・ボッタスと2016年のオプション契約を保持するフェリペ・マッサを抱えているが、万が一、どちらかのシートが空くような事態になれば、ウェーレインが加入する可能性があるという。
ウォルフは「話し合いはフォース・インディアとの間ですでに進んでいる」とコメント。
「もしかすると、他のオプションもあり得るよ」