2015年シーズンの世界ラリー選手権(WRC)にMスポーツから参戦したエルフィン・エバンスとオット・タナクは来シーズンもチームに留まるようだが、来季は1台のフォード・フィエスタRS WRCをシェアする形でWRCに参戦するかもしれないと英AUTOSPORT.comが報じている。

 Mスポーツ代表のマルコム・ウィルソンは、来季のドライバーラインナップについて、少なくとも1台に関しては新たなドライバーを起用したいという意向を示しており、1月22日に開幕するラリー・モンテカルロへのエントリーについても、最終的な判断を下すのは12月18日以降になるだろうと明かしている。

「来シーズン、彼らがマシンをシェアする可能性はある」とウィルソン。

「しかし、どれくらいの期間シェアさせるかは、しっかり検討しなければいけないね」

 また、ウィルソンは先週開催された第13戦ラリーGBでタナクとエバンスに対し、開幕直後からアタックするよう指示したものの、彼らのスピードには不満を覚えたと語った。

 エバンスは総合5番手走行中にパンク。総合9番手までポジションを落としてしまい、その後ポジションを3つしか上げることができていない。また、タナクは総合9番手から総合4番手まで順位を上げたものの、デイ3午前中にクラッシュしている。

 ウィルソンは「(第12戦)スペインが終わった後、ふたりには話をしたんだ。我々は失うものがないから、ラリーGBでは速さをみせろとね」とコメント。

「たとえクラッシュしても問題なかった。彼らが素晴らしいタイムを出してくれることだけを望んでいたからね。それでも、ふたりにはもう少し頑張って欲しかったと言わざるを得ない。以前より改善しているものの、オット(・タナク)が岩にヒットしてすぐにリタイアしたことにはがっかりした。マシンにはほとんどダメージはなかっただんだけどね……」

「私たちはウェールズで表彰台争いを演じるという高い希望を持っていた。だけど、希望が叶うことはなかった」

 ドライバーのエバンスは、ウェールズで来季シートを確保できるだけの走りをできたかと問われ、「それは僕が判断することじゃないよ。ただ、パンクしたことを除けば、僕たちはフォルクスワーゲンとシトロエンに次いで速かったとは思う」と応じている。

「昨年のタイムと比較してもフォルクスワーゲンとシトロエンは15秒近く速かった。とくにシトロエンが大きく進化しているのは明白だよ」

「僕は週末の2日間で強さを発揮できたと思っていて、悪い仕事ぶりではなかったと思う。もちろん、総合6位という結果にはがっかりしたけれど、この結果は僕たちがベストを尽くした結果だ」

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