WRC世界ラリー選手権でフォルクスワーゲン・ポロR WRCをドライブしているセバスチャン・オジエが、F1モナコGPのサポートレースとして開催されたポルシェ・モービル1スーパーカップに挑戦。13位でフィニッシュした。
今季ワークス参戦するフォルクスワーゲンのエースとしてWRCに参戦しているオジエは現在ランキング首位に立っているが、F1モナコGPのサポートとして開催されたポルシェ・モービル1スーパーカップにゲスト参戦。最新のポルシェ911GT3カップをドライブした。
フリープラクティスから、馴れないサーキットでの戦いにも関わらず素晴らしい走りを披露したオジエは、プラクティスで長い時間トップ3につけると、迎えた予選では14番グリッドを獲得。バルセロナでのレースにも参加していたWRC王者セバスチャン・ローブや、昨年までWTCC世界ツーリングカー選手権に参戦していたアラン・メニュを上回ってみせた。
決勝を前に、開幕戦バルセロナを制したシーン・エドワーズ、さらにF1ワールドチャンピオンのセバスチャン・ベッテルからアドバイスを得たオジエは、決勝を13位でフィニッシュ。こちらもローブを上回ってみせた。
「ここモナコでポルシェ・スーパーカップを体験したけど、モンテカルロラリー以外でモナコを走るのは素晴らしい経験になったよ! 夢を叶えた気分だし、ポルシェ、スポンサーのタグ・ホイヤー、そしてフォルクスワーゲンに感謝したい」とオジエはレース後語っている。