ランボルギーニ・ウラカンLP610-4スパイダー:
大空の下で楽しむパフォーマンスとライフスタイル

・ウラカンのテクノロジーとパフォーマンスに、オープンエアの感動を
・電気油圧式、軽量のソフトトップを採用し、ピュアなスパイダーの感覚を再現
・スマートな空力ソリューションで、オープントップ・ドライビングの快適性を最大化
・5.2リッター自然吸気V型10気筒エンジン、最大出力は449kW/610hp、0-100km/h(0-62mph)加速は3.4秒、トップスピードは324km/h(201mph)
・「シリンダーオンデマンド」技術をストップアンドスタートシステムと組み合わせ、二酸化炭素排出量を削減

【2015年9月14日サンタアガタ・ボロネーゼ/フランクフルト】
アウトモビリ・ランボルギーニは来たるフランクフルトモーターショーにおいて、「ランボルギーニ・ウラカンLP610-4スパイダー」”Lamborghini Huracán LP610-4 Spyder”(以下、ウラカン・ スパイダー)を公開いたします。本モデルはウラカンLP610-4のオープントップバージョンで、クーペのパワーとパフォーマンスをオープンエア・ドライビングの感動と融合させたものです。

「ウラカン・スパイダーは、自然吸気V型10気筒モデルであるウラカンのサクセスストーリーにおける次章であり、ランボルギーニの伝統であるオープンエア・モータリングを受け継ぐものです。また、ウラカン・クーペの持つ革新性とパフォーマンス、魅力を、新技術および今回加わったエモーショナルな面と融合させたものです。今回のモデルは、あらゆる面でランボルギーニ史上最も成功したオープントップモデルのガヤルド・スパイダーを上回ることを期待しています。」と、アウトモビリ・ランボルギーニ社代表兼CEOのステファン・ヴィンケルマンはコメントしています。

ウラカン・スパイダーは、刺激的な技術、傑出した品質、そして息を吞むようなパフォーマンスの代名詞。高級感溢れる快適な乗り心地を実現したピュアでダイナミックなデザインを見れば、本モデルがランボルギーニを象徴する車であることは一目瞭然です。軽量の電気油圧式ソフトトップの存在により、ルーフが開閉どちらの状態にあっても独特の存在感を発揮する一方、妥協なきハンドリングおよびパフォーマンスにより、運転席および助手席のどちらでも最高の快適性をお約束します。

5.2リッター自然吸気V型10気筒エンジンの最大出力は、449kW/610hp。ウラカン・スパイダーの0-100km/h(0-62mph)加速は3.4秒、トップスピードは324km/h(201mph)です。また、「ストップアンドスタートシステム」と「シリンダーオンデマンド」の組み合わせ、さらには運転時の挙動を改善する目的で採用した新電子制御式四輪駆動など、2016モデルイヤーにおけるウラカン・ファミリーの新技術を備えています。

デザインおよび新ソフトトップのソリューション
ウラカン・スパイダーは、進化し続けるランボルギーニの最新デザインと言えるでしょう。並外れた視覚的インパクトを持つだけでなく、「機能あってこそのフォルム」というランボルギーニのポリシーに則っていて、ドライブだけでなく、見ているだけでも胸が躍る車です。

最も特徴的なのが、新ソフトトップです。ルーフは、ブラック、ブラウンおよびレッドの3色よりお選びいただけます。たとえルーフを上げた状態であっても、スパイダーのラインはクーペと著しく異なっています。スパイダーは、長さ4.46メートル、幅1.92メートル、車高は、わずか1.18メートル。軽量ソフトトップは、上げた状態ではスパイダーのシルエットにフィットする一方で、下ろした状態では、オープンカーならではのスポーティーでパワフルなラインを出現させます。また、自動ポップアップ式セーフティバーも、低いシルエットに一役買っています。

電気油圧式の新軽量ソフトトップは、時速50km以下であれば、わずか17秒で開けられます。ソフトトップの状態を問わず、リアウィンドウも自動開閉が可能です。リアウィンドウは、閉じた状態では風よけとして、開いた状態では自然吸気V10の独特なエンジン音を増幅させるアンプとして機能します。

ルーフを下ろした状態で開発されたのが、2枚の可動式フィンを持つ特徴的なデザインソリューション。ルーフを開ける行程で、折り畳まれたルーフの収納ケースから立ち上がって姿を現し、今までにないオープンカーのデザインを提案します。

座席背面から立ち上がるリアフィンは、車高の低さや力強いルックスを強調するだけでなく、ルーフラインをリア部分へと繋げてスパイダーの横顔を形成します。統合されたダクトが、オープントップでの走行時におけるヘッドルーム内の乱流を削減します。

また、取り外し可能なサイドのウィンドガード2枚がサイド部分の空力振動を弱め、高速での走行時でも会話が楽しめるような快適な音響を実現します。空力面での改善を図るために研究を重ねた結果、ウィンドシールド上部からは防風ネットやスポイラーを取り除きました。シンプルなウィンドブレースは、ウラカン・スパイダーのロゴに合わせたさりげないトーンオントーン配色、あるいはカスタマイズ仕様よりお選びいただけます。

なお、2枚のフィンは、スパイダー特有のスラット付きエンジンボンネットで覆われたエンジン・コンパートメント内における空気の流れを最適化します。エンジン・コンパートメントのエアインテークは、ブラックで塗装されています。

シャーシ
ウラカン・スパイダーのハイブリッドシャーシは、フロントとリアにアルミニウム、オキュパントセル内の広範囲にカーボンファイバーを使用しています。なお、表面はアルミニウム製となっています。

軽量のシャーシは、先行モデルのガヤルドから40%増というオープントップにしては珍しいねじり剛性を持ち、レースカー並みの操縦安定性を可能にするとともに軽量工学コンセプトの基幹を担います。乾燥重量は、わずか1,542kg。パワーウェイトレシオは2.53kg/hpです。

ウラカン・スパイダーの優れた空力を支えるのが、全体的にフラットかつ滑らかな車体底面とリアエンド下の空気を放散させる巨大なディフューザー、そしてテール部分に統合された固定式スポイラーです。ダウンフォースはガヤルドの先行モデル50%上回っており、さらにルーフを閉じると、風音が実質的に排除されるだけでなく、より低い抵抗係数が得られます。

ドライブ
ウラカン・スパイダーにおいて、ロングストローク仕様の自然吸気V型10気筒エンジンは、その豊かで魅力あふれる潜在能力を発揮し、特にルーフトップを下ろした状態で最高の働きを見せます。ウラカン・クーペ同様の技術的特性を備えた、スポーツカーエンジンの理想形と言えるでしょう。反応性に優れ、8,700rpmにまで達する最高回転数がランボルギーニならではのエンジン音を奏でます。また、5.2リッターという排気量により、8,250rpmで449kW/610hpの出力、6,500rpmで560Nm(413lb-ft)のトルクを発生します。「イニエツィオーネ・ディレッタ・ストラティフィカータ(IDS)」は、ガソリンの直接噴射およびポート噴射を融合しています。

トップスピード324km/h、0-100km/h加速3.4秒、0-200km/h加速10.2秒という数値が、2シーター型スパイダーによるパフォーマンスの揺るぎなさを裏付けています。新採用のストップアンドスタート技術とシリンダーオンデマンド(たとえば、部分負荷を課した状況下でシリンダーバンクを単独で動作停止にするといった機能)により、ECE標準の燃料消費量は100kmでわずか12.3リッター。ガヤルド・スパイダーよりも大幅にパフォーマンスが向上しているにもかかわらず、二酸化炭素排出量が14%も削減されています。

『ランボルギーニ・ドッピア・フリッツィオーネ(LDF)』7速デュアルクラッチ・ギヤボックスでは、瞬時のギヤシフトが可能です。トランスミッションの中心には電気油圧式マルチプレート連結器が備えられています。最大限のパフォーマンスを実現するため、完全電子制御の連結器を常に冷却し、クーペ同様、フロント43/リア57という完璧な重量配分で、2本の車軸の間で自由にトルクを切り替えられます。リアでは、機械式差動装置ロックが強力なトラクションを確かにします。

クーペと同じく、ステアリングホイール上のANIMA(Advanced Network Intelligence Management)スイッチを使用して、スポーティーでダイナミックなモードから究極のパフォーマンスとハンドリングを楽しめるモードまで、各種ドライビングモードをお選びいただけます。『ストラーダ』、『スポルト』、『コルサ』のプログラム3種で調節できるのは、エンジン、サウンド、トランスミッション、四輪駆動およびESCハンドリングシステム。バックグラウンドで作動するのはランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルジャーレ(LPI)システムです。6つのセンサーが車両動作に関する情報を提供すると、LPIが瞬時にその情報を全ハンドリングシステムへ伝達します。

標準装備のカーボン・セラミック・ブレーキシステムは、強力かつ確実な減速を可能にします。フロントディスクは直径380ミリメートルで、オプションとして塗装色が選択可能なブレーキキャリパーが付けられます。四輪すべてには、軽量アルミニウム製ダブルウィッシュボーン・サスペンションアームが付属しています。

また、走行スピードに応じてステアリング比率を可変調整するランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(LDS)システムや、ドライバーの好みやドライビングスタイルに応じてダンパーの特性を変更できる磁性流体ダンパー制御についても、オプションとしてご用意いたしております。

内装と装備について
内装で圧倒的な存在感を放つのは、革新的なコックピット。12.3インチのTFTディスプレイは数種のモードに構成変更が可能で、オプションのナビゲーションマップをはじめとする重要な情報を視覚的に表示します。ディスプレイは精度、輝度および繊細さに優れています。その一例が、バーチャルなレブカウンター。フル加速時においても完璧かつ滑らかに作動するようにと、毎秒60回再計算した結果にもとづいてカウンターの針を表示しています。なお、TFTディスプレイは、新たに標準装備となったランボルギーニ・インフォテインメント・システムIIの一部です。

ディスプレイ機能は、ステアリングホイール上のボタンを使用して操作いただけます。この他に、ドライバーが操作できるエレメントはパドルシフトのみとなっております。ソフトトップおよびリアウィンドシールド操作用のボタンは、V型10気筒エンジンのスタートボタン同様センタートンネル・コンソールに位置し、赤いカバーで覆われています。電動シートにはECUを装備し、エンジンの壁面に接触することなくすべての動作をおこなえます。

内装デザインのエレガントさを引き立てるのが、スレンダーなダッシュボードとセンターコンソールです。本モデルの上品さを表現した美しく精巧な内装にはアルカンターラと上質なナッパレザーを使用しており、5種類のトリミング(アルカンターラのスタンダード、エレガンテ、スポルティーヴォに加え、アルカンターラのスポルティーヴォ・バイカラー、さらにはソフトレザーのスポルティーヴォ・バイカラー)および17種類の内装色からカスタマイズが可能です。

ソフトトップは、ブラック、ブラウン、レッドの3色、外装色は11色よりお選びいただけます。アドペルソナム・カスタマイズ・プログラムでは、マット仕上げの外装色5色をはじめ、より充実したオプションをご用意いたしております。

ウラカン・スパイダーの高級感溢れるライフスタイルおよびパーソナリティーをさらに華やかにしているのが、LEDヘッドランプにリアライト、20インチGIANO(ジアノ)ホイール、センタートンネルコンソールに操作端末を配した新搭載のマルチメディア対応ランボルギーニ・インフォテインメント・システムIIといった標準装備のアイテム。さらに、外装スタイルパッケージや、Sensonum®高級サウンドシステム(一部市場に限定)、ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング・システムなどの新オプションが高度な技術を物語っています。

生産予定
ウラカン・スパイダーLP610-4(「610」は馬力、「4」は四輪駆動を意味します)の組立はサンタアガタ・ボロネーゼのアウトモビリ・ランボルギーニ本社にある最先端の生産施設でおこなわれ、品質に一切の妥協を許すことなく完璧に仕上げられます。納車開始は2016年春、価格は186.45ユーロ(税抜)を予定しております。日本での価格は30,250,000円(税別)となります。

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