2011年F1マレーシアGPの日曜決勝で、HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは21位、ナレイン・カーティケヤンは22位だった。
■HRT F1チーム
ペドロ・デ・ラ・ロサ 決勝=21位
このレースをとても楽しめたよ。HRTでのデビューとしては最高のレースになった。昨日から出ていた燃圧の問題のためにピットレーンからのスタートになり、そこから完走できるなんて誰も思っていなかったんじゃないかな。ドライブスルーペナルティを受け、初めての実戦でのピットストップをこなし……本当にいろいろなことが起こった。最初の状況を考えると、マシンは最後まで立派に持ちこたえてくれたと言える。改善させるべきことはたくさんあるけれど、今回は完璧なテストになった。チームメイトも完走したから、余計に嬉しい。チームのためにすごく嬉しく思っている。僕らは目的を達成した。ここからさらに進歩していかなければならない。
ナレイン・カーティケヤン 決勝=22位
かなりひどいウエットコンディションで、とても面白いレースだった。一時は10位を走った。僕らにとって過去最高のポジションだと思う。でも残念ながら雨が上がってしまい、コースが乾くと、他のマシンの前を走り続けるのは不可能だった。ミスをして、フロントをロックさせ、ターン9でコースオフした。でもそれ以外はすべてがとてもうまくいった。レースに完走し、走行距離を稼ぎ、23番グリッドからふたつポジションを上げた。だから笑顔になれる結果だよ。皆が素晴らしい仕事をした。この結果には全員が大満足だ。ここからさらに前進し、中国で進歩を見せなければならない。
※21位でフィニッシュしたが、接触により20秒加算のペナルティを受けて22位に降格となった。