イタリアのアウトモビリ・ランボルギーニは31日、ランボルギーニ・ガイヤルドの最高峰モデル『LP570-4 スカドラ・コルセ』を発表した。
このガイヤルドLP570-4 スカドラ・コルセは、GT3車両のガイヤルドGT3 FL2、ワンメイクレース車両のスーパートロフェオの技術をロードカーに活かした車両で、フランクフルト・モーターショーでワールドプレミアされる。
“スカドラ・コルセ”は、今季ランボルギーニのレース活動を担う部門として新たに設立された組織名からとられており、スーパーGT300クラスやブランパン耐久シリーズ等、FIA-GT3規定で活躍するガイヤルドGT3 FL2と同様のフロントグリルやリヤウイング形状を備えるほか、クイックリリースが可能なエンジンフード等、レースカーのノウハウが注ぎ込まれる。
また、レーシングバージョンと同じ570馬力を発生するV10エンジンを搭載し、時速200kmに10.4秒で到達するパフォーマンスをもつ。コクピット内はカーボンとアルカンターラが奢られ、“完璧なスポーティ・ミニマリズム”を実現しているという。