2013年F1ブラジルGPの金曜プラクティスで、トロロッソのジャン-エリック・ベルニュは14位/6位、ダニエル・リカルドはFP2で9位、ダニール・クビアトはFP1で8位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
ジャン-エリック・ベルニュ フリー走行1=14位/2=6位
いつもなら雨でも快適に走れるのに、今朝のクルマはいい感触ではなかった。だから、チームが適切でない部分を見つけ出してくれて嬉しかった。午後のセッションに間に合うように修正してもらうことができ、フィーリングが大幅に向上した。
かなり摩耗していたインターミディエイトでのラップタイムであったことを考慮すれば、僕らはまずまずの状態にあると思う。
エクストリームウエットのセット数に限りがあるので、コースインまでしばらくの間待つことになった。残りの週末に向けてタイヤをセーブしないといけないからね。
多くの周回を走行できなかったことを除けば、大部分でいつもどおりの金曜日だった。この素敵なトラックであまり走れなかったのは残念だ。
クルマをさらに改善させるためにやるべき作業が残っているが、ベースラインはいいと思う。
ダニエル・リカルド フリー走行1=-位/2=9位
たった1セッションしか走れなかったことが自分に大きな影響をもたらしたとは思わない。あいにくの天候により90分すべてを走行にあてることもできなかったけどね。
2回走行を行い、エクストリームとインターミディエイトでそれぞれ数周できた。時間は限られていたが生産的だった。
いつもと同じくやるべき作業はまだ残されているが、こういったコンディションの下で僕らはそれほど悪い状態ではないと思う。
ウエット時にクルマを安定させるためリヤのグリップを改善する必要がある。今夜この問題を解決できれば、雨で優れたクルマになるし、このような状態が続けば明日は2台揃ってQ3に進出する自信がある。
ダニール・クビアト フリー走行1=8位/2=-位
雨での走行ができ、とても有意義な経験になった。まずまずのラップで8番手をマークできた。
次のセッションに向けて当然ながらタイヤをセーブしなければならなかったから、セッション終盤に向けて走行時間を制限し、理想ほど周回数を重ねることができなかった。
インターミディエイトで走行したが、エクストリームタイヤも経験できるほど雨が強くならなかったのはある意味では残念だった。
このトラックは本当に素晴らしく、テクニカルで、今日はかなりグリップがあったようだ。僕にとってウエットでF1マシンを走らせたのはこれが初めてだったからよかったよ。
全体的には今朝、先週のオースティン、そしてそれ以前の走行と、経験を重ねてきたことで、自信を持ってマシンに乗ることができるようになった。パワーにも慣れたし、ダウンフォースやブレーキにも徐々に慣れてきている。
オースティンは初めてのサーキットにもかかわらず、驚くほど早くコースを覚えることができ、ダニエルとコンマ3秒差のタイムを出せた。
ここブラジルでもいいラップを刻めた。1回のランしかしていないが、何周かいいラップを走り、いい経験になった。
いいラップを走ったことが、8位という素晴らしい結果で報われた。