シトロエンDS3 RRCで第4戦ポルトガルに出場していたロバート・クビカは、WRC2カテゴリーで2番手につけていたが、リスボンへと向かうロードセクションの途中でデイリタイアを喫することとなった。

 クビカはこのポルトガルがWRCデビュー戦。初のグラベルラリーにもかかわらず走行した4つのSSではそれぞれ4番手、3番手、2番手、2番手タイムで上位をキープ。WRC2トップのエサペッカ・ラッピと23.5秒差の2番手につけていた。

 ところが、クビカは4つのSSを終えた段階で1本のパンク、2本のタイヤにダメージを負ってしまった。搭載してあるスペアは1本しかないため、残すSS5とその間のロードセクション約400kmを走り切れないと判断しリタイアを決めたようだ。

「もちろんこんなことになってしまったのだからうれしくはないけれど、初めての地で初めてのグラベルラリーということを考えればそう悪いとも言えないかな。今後はもっともっとうまく乗れるように、学ばなければならないことは多いね」

 シトロエン・レーシングのイブ・マトンはクビカをこう評する。
「クビカはグラベルラリーの経験がまったくないにもかかわらず、2日間のテストでエサペッカ・ラッピやエルフィン・エバンスら上位ドライバーに割って入る速さを見せたんだから素晴らしいパフォーマンスだと思っている。ドライビングスタイルもWRCトップドライバーと良く似ている。一番グリップする部分を選んで走っている感じだ。もっとも、タイヤマネジメントについてはまだこれから経験を積まなければならない課題と言えるだろうね」

 クビカのデイ2再出走について現時点で発表はないものの、マシン自体にダメージやトラブルがあるわけではないため、再出走する可能性は高そうだ。

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