日本GPでF1初入賞を飾ったザウバーのエステバン・グティエレスが、来年以降のシートの心配はしていないと語った。

 今季F1デビューを飾ったグティエレスは、シーズン前半は力を発揮するのに苦労していたが、8月の夏休み以降、大きな進歩が見られ、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグとの差も縮まってきた。

 グティエレスは、ベルギーGP14位、イタリアGP13位、シンガポールGP12位、韓国GP11位と順位を上げた後、日本GPで7位フィニッシュ、F1キャリアで初のポイントを獲得した。

 ザウバーのヘッド・オブ・トラックサイド・エンジニアリング、トム・マカルーは、グティエレスの才能を疑ったことはなかったとして、彼は今後F1で活躍し続けるだろうと述べた。

「彼の速さに疑問を抱いたことは一度もなかった。我々のもとでテストをした際に、明らかに速さがあったからだ」とマカルー。
「非常に頭のいい青年だし、努力を惜しまない。今後非常に素晴らしいキャリアを築く可能性がある」

 グティエレス自身、将来に関して不安は持っていないという。
「リラックスしている。チームは僕のアプローチの仕方や取り組み方を知っているからね」
「僕が今までベストを尽くしてきたことは分かってもらえているし、今のような感触を持つことができ、今のような結果を出している限り、来シーズンについて心配すべきではないと思う」

 ザウバーは、ロシア出身のルーキー、セルゲイ・シロトキンがスーパーライセンスを取得できた場合には、来年彼をレースドライバーに起用することを明らかにしている。

 グティエレスは来年のザウバーのドライバー候補のひとりかと聞かれ、チームプリンシパルのモニシャ・カルテンボーンは、次のように答えた。
「私たちにはいくつかの選択肢があるので、これから慎重に検討していきます」

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