グループ・ロータスは、将来F1への関与をさらに深め、ロータス・ルノーGPの支配権を獲得する可能性があると示唆した。
8日、グループ・ロータスはルノーF1の株式を取得すると共にタイトルスポンサー契約を結び、来季チームはロータス・ルノーGPとしてF1に参戦することが発表された。autosport.comによると、グループ・ロータスはチームの50パーセントの株式を取得、残りの50パーセントは昨年末に株主になったジニー・キャピタルが所有しているという。
グループ・ロータスのCEO、ダニー・バハールは、数年のうちにチームを完全に買収する可能性もあるとほのめかした。
「我々のやり方にしたがえば、プロジェクトの最終的なところで自分たちが支配権を握ることを望むことになる」とバハールは英AUTOSPORTのインタビューにおいてコメントしている。
「同じルートをたどるなら、ある状況からスタートして、少しずつ支配権を得ていくということになる。長期的にチームの単なるスポンサーにとどまるということはないだろう」
幅広い活動を計画しているロータスに関し、財政的に問題はないのかとの疑問もあるが、バハールはこれに関して自信を示した。
「株主、銀行、投資者などからの支援なしに関与することはない。支援がないのにこのような壮大なプランを用意するのは愚かなことだ」