ハースのロマン・グロージャンは、ルノーの若手育成プログラムに参加するルイス・デルトラズを指導することとなった。グロージャンは自身も若手時代にジャン・アレジに師事したことから、18歳のデルトラズの指導を決めたという。

 スイス人ドライバーのデルトラズは昨年、フォーミュラ・ルノーNEC(北ヨーロッパ選手権)でタイトルを獲得。ユーロカップでもランキング2位を獲得している。今季はフォーテック・モータースポーツからフォーミュラV8 3.5シリーズへの参戦が決定している他、ルノー・スポール・アカデミーへの加入も最近発表された。

 このプロジェクトについてグロージャンは、英国オートスポーツに以下のように述べている。

「自分のスキルを若手ドライバーと共有したいという思いはあった。僕も若いころジャン・アレジにそうしてもらったから、同じことをしようと思う。ルイスもスイス人でジュネーブに住んでいて、一緒にトレーニングができるからいい機会だった」

「彼は僕も長くいたルノーのプログラムに参加しており、僕が去年世話になった療法士とトレーニングをしているから、いい話だ。僕もそうだったように、彼が何か問題を抱えたときに助けになれるのなら、それは素敵なことだと思う」

 グロージャン自身にコンサルタントやマネージャーになる願望はないが、必要なときに手助けやアドバイスを与える事はできると考えている。

「かなり手強いカテゴリーである(フォーミュラV8)3.5にこれから参戦するルイスにとって、今は大事な時期だ。18歳で初めてエンストーンに行き、400人ものスタッフに会うとなれば落ち着いてなどいられない。僕のときは英語も話せず、戸惑っていたことを覚えている。そこを乗り越えてきているからアドバイスはできるよ」

 デルトラズは、グロージャンの経験を頼れることに感謝している。
「彼が教えてくれるなら、どんなことでもいい。多くのことを知っていて、具体的ではなかったとしても、気になることがあれば聞ける。きっと答えを知っている。またはレースの週末に何か悪いことが起きたときにも、おそらく同じような経験をしているだろうから、話が聞ける」

 デルトラズの父は長きに渡ってスポーツカーのドライバーを務めたジャン・デニ・デルトラズであり、1994~1995年にかけてはラルースとパシフィックからF1に3戦出場した経験もある。

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