ヴァージンのボス、リチャード・ブランソンが賭けに負けたペナルティとして行うコスプレのイベントが延期になるかもしれない。ブランソンがケガをしたことが明らかになった。
2010年F1コンストラクターズ選手権でヴァージンはロータスに負け、ブランソンはロータス・レーシングのボス、トニー・フェルナンデスとの約束どおり、フェルナンデスが所有するエアアジアの便でフライトアテンダントのコスプレをして搭乗し、サービスをすることが決定した。このイベントは2月21日に行われ、フライトチケットの売り上げはチャリティーに回されることが発表されていた。
しかし11日、フェルナンデスはtwitterで次のようにつぶやいた。
「リチャード・ブランソンのフライトの件だが、リチャードがスキーでけがをしたので、延期するかもしれない。今日彼に電話してみるので、まだ発表はできない」
ブランソンは自身のブログで次のように状況を報告している。
「新年にスキーをしていたら、ひとりのティーンエイジャーが突っ込んできた。前十字靱帯(ACL)が完全に断裂した」
「24時間以内に手術をした。通常は全治するのに9カ月を要するが、できるだけ早く自分の足で立てるように頑張る」
「マレーシアへのフライトに間に合うよう“願っている”けれど、この膝では、ハイヒールを履くのがさらに難しくなってしまったね!」