2011年F1韓国GPの日曜決勝で、ロータスのヘイキ・コバライネンは14位、ヤルノ・トゥルーリは17位だった。

■チーム・ロータス
ヘイキ・コバライネン 決勝14位
 先週末日本ですごいパフォーマンスを見せ、今回も僕らは大きく前進した。今日は2台のザウバーより前の14位でフィニッシュし、最終ラップではセナに届きそうなところにいた。間違いなく僕らにとって過去最強のレースだ。1周目からたくさんのマシンと戦うことができ、僕を含みチーム全員が最高の気分を感じている。
 今日も僕はすごいスタートを決め、ターン1の進入でたくさんのマシンを抜いた。まるで彼らが皆リバースに入れているような感じだったよ。オプションでのファーストスティントでは、2周ほど余計に走れるようにタイヤに気を配って走った。それが1回目のピットストップの時にとても役立った。プライムに換えた後のペースは素晴らしく、前を走る10番手あたりまでのマシンのタイムに匹敵するペースで走れた。2セット目のプライムでも全く同じだった。タイヤウエアは完全に管理することができ、毎周プッシュできた。前のマシンの一部は最後まで走り切るのが難しいだろうことが分かっていた。あと半周あればセナを抜けたのは間違いない。ペースと戦略で2台のザウバーより前でフィニッシュした。すごくいい気分だよ。僕らは週末を通して強力だった。シーズン終盤の今、自分たちの力を示すチャンスを与えてくれるマシンで走れるのはチーム全体にとって素晴らしいことだ。正直言って、今すぐマシンに戻って同じことを繰り返したいぐらいだ。インドが待ち遠しいな!

ヤルノ・トゥルーリ 決勝17位
 僕らは本当に強力なレースができた。間違いなく今シーズンベストだ。サーキットの現場とファクトリーで懸命に作業に取り組み、僕とヘイキにちゃんと戦えるマシンを用意してくれたチームの皆を祝福したい。
 僕のスタートはあまりよくなくて、1コーナーまでにいくつかポジションを落としたが、最初のタイヤセットですぐに挽回できた。プライムに換えてからのタイムは素晴らしかった。ヘイキと僕は中団のマシンのペースについていけたし、後ろのマシンに対して簡単にギャップを築くことができた。でも2回目のピットストップの時、ピットレーンでトラフィックに遭い、時間をロスしてしまい、目指していた場所のすぐ後ろで戻ることになった。レース終盤にブルーフラッグが振られると、すぐに減速しなければならなかった。それがなければヘイキと一緒に可夢偉やセルジオ(・ペレス)の前でフィニッシュできたはずだ。それでもいい週末だったことには変わりない。残りの3戦、今日のパフォーマンスをベースにしてさらに前進し、シーズンをできるだけいい形で終えたい。

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