2011年F1シンガポールGPの日曜決勝で、ロータスのヘイキ・コバライネンは16位、ヤルノ・トゥルーリはリタイアだった。
■チーム・ロータス
ヘイキ・コバライネン 決勝16位
今日のパフォーマンスはとても嬉しい。チーム全員が素晴らしいレースをしたから、皆満足していい。ピットストップ戦略はうまくいき、チームは毎回最高の作業をしてすばやく僕を送り出してくれた。そのおかげでピットストップのたびにペトロフの前のポジションを維持できた。レース中ずっとマシンバランスがよく、タイヤもよく機能したから、ペトロフとの差を広げて、16位という強力な結果を上げることができた。ここに持ち込んできたアップグレードによって小さな前進を果たすことができたのもよかった。鈴鹿ではより一層力を発揮してくれると思う。今日のようなレースの後では、またすぐマシンに乗りたくてたまらなくなる。シーズン終盤戦に大きな期待を抱いてシンガポールを発つことができるよ。
ヤルノ・トゥルーリ 決勝リタイア
今回もとてもいいスタートをして、2台のルノーとトロロッソの前に出た。彼らからプッシュされたけれど、マシンのフィーリングが素晴らしかったので、かなり楽に彼らの前のポジションを維持することができた。1回目のピットストップからコースに戻った時も僕が前に出て、2セット目のタイヤの感触もよかった。ハイミ(・アルグエルスアリ)が僕の左リヤにヒットし、ピットインしなければならなくなり、とてもがっかりした。本当に不運だったが、挽回しようとベストを尽くした。でもその後、ギヤボックストラブルが発生し、マシンを脇に寄せなければならなかった。スタートから戦うことができたから、チームのために喜んでいる。決勝でもうまくやれたのはいい兆候だと思うからね。次は日本だ。次もプッシュしていければいいね。