コルベット・レーシングは、9月20日に決勝レースが行われるWEC世界耐久選手権第4戦オースティンに、シボレー・コルベットC7.Rを投入することを明らかにした。

 コルベットC7.Rは今季、ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)のGTLMクラスに参戦。また、WEC第3戦となるル・マン24時間にも2台体制で参戦していた。

 そんなコルベットC7.RがWEC第4戦オースティンにも参戦することになった。トミー・ミルナー/ジョーダン・テイラー/リッキー・テイラーのアメリカ人トリオが、LM-GTEプロクラスでコルベットC7.Rのステアリングを握ることになる。

「シボレーとコルベット・レーシングは、世界最高のスポーツカーマニュファクチャラー、そしてチームと戦えることを誇りに思っている」と語るのはシボレーのディレクター・オブ・レーシングを務めるマーク・ケント。

「これはサーキット・オブ・ジ・アメリカズでUSCCとWECの両方を戦うことのできる素晴らしい機会だ」とケント。

「このレースでは、国内的にも国際的にも、シボレーとコルベットブランドにスポットライトが当たるだろう」

 WECオースティンでは、LMP2クラスにもUSCC参戦チームがエントリー。エクストリームスピード・モータースポーツ(ESM)が、USCCに投入している2台のHPD ARX-03bのうち1台をWECに投入する。ESMは、スコット・シャープ/ライアン・ダルジール組の1号車をWECに、ヨハネス・バン・オーバービーク/エド・ブラウン組の2号車をUSCCに投入するということだ。

 WECとUSCCが同時開催されるこのオースティン戦では、20日にUSCCの2時間45分の決勝レース、そしてWECの6時間の決勝レースの両方が一日で行われる。

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