ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)第4戦ラグナセカは4日、2時間の決勝レースが行われ、エクストリームスピード・モータースポーツのエド・ブラウン/ヨハネス・バン・オーバービーク組2号車HPD ARX-03b・ホンダがポール・トゥ・ウイン。LMP2マシンとしてシリーズ初勝利を挙げた。

 第4戦ラグナセカでは、Pクラス/GTLMクラス、そしてPCクラス/GTDクラスに分かれ、それぞれ2時間の決勝レースが実施された。

 優勝した2号車HPD ARX-03b・ホンダは、予選でポールポジションを獲得するも、スタートでやや後退。とはいえ、終始上位を走行していく。レース残り20分というところで、首位を走るウェイン・テイラー・レーシングの10号車コルベットDPの背後につけると、10号車が膨らんだところを捉えてトップに浮上。最後は6秒弱まで差を広げた2号車がLMP2勢初となる優勝を飾った。2位には10号車コルベットDP、3位にチップ・ガナッシ・レーシングの01号車フォード・ライリーDPが入った。

 マツダLMP2 SKYCATIV-Dレーシングは、70号車が7位につけた一方、07号車はリタイアに。またデルタウイングDWC13もリタイアを喫している。なお、LMP2とデイトナプロトタイプ(DP)が戦うPクラスではここまで、DP勢が優位を保ち、開幕3戦はすべてDP勢が勝利。ただ、今回のラグナセカ戦を前にDP勢の馬力を抑える性能調整が実施されていた。

 GTLMクラスでは、コルベット・レーシングのヤン・マグヌッセン/アントニオ・ガルシア組の3号車シボレー・コルベットC7.Rがポール・トゥ・ウイン。残り20分というところでジャンカルロ・フィジケラの駆るリシ・コンペティツォーネの62号車フェラーリ458イタリアをパスしたガルシアは、最終的に後続を5秒弱引き離してトップでチェッカー。ロングビーチでの前戦に続く2連勝を果たした。2位にはBMWチームRLLの55号車BMW Z4 GTE、3位にはリシ・コンペティツォーネの62号車フェラーリがつけている。

 PC/GTDクラスのレースでは、予選2番手からスタートしたスターワークス・モータースポーツの8号車オレカFLM09が後続に12秒の差をつけて勝利。2位に入った8スター・モータースポーツの25号車は、終盤8号車の背後に迫るもののスピンし逆転はならず。3位には、レース序盤をリードしたRSRレーシングの09号車が入った。

 GTDクラスでは、最終周まで首位を走行していたフライングリザード・モータースポーツの45号車アウディR8 LMSが、ラグナセカ名物のコークスクリューでガス欠によりスローダウン。フィニッシュラインまで100m弱というところでストップし勝利を逃した。これにより、ターナー・モータースポーツの94号車BMW Z4が優勝。ポール・ミラー・レーシングの48号車アウディR8 LMSが2位、3位にはマグナスレーシングの44号車ポルシェ911 GTアメリカが入った。ガス欠で勝利を逃した45号車アウディR8 LMSはクラス6位完走扱いとなっている。

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