2011年からの新規参入を目指していたアメリカのサイファー・グループが資金不足を理由にエントリー申請を取り下げたことを正式にアナウンスした。

 サイファー・グループは、ジャック・ビルヌーブ率いるビルヌーブ・レーシング/デュランゴやエプシロン・エウスカディとともに来季13番目のチームとしてF1への新規参入を目指していた。
 最近ではアメリカ人ドライバーのジョナサン・サマートンのほか、元ルノーのネルソン・ピケJr.といったドライバーとの交渉もウワサされ、参入に向けたチーム作りは着実に進んでいると思われていた。

 しかしここにきてチームは十分な資金が確保できないとして、エントリーを取り下げることを明らかにした。最近、バーニー・エクレストンは新規のエントリーに際し、1600万ポンド(約21億円)のデポジットを要求している。
「我々は確実で実行可能なF1チームの開発に熱心に取り組み、ここ数カ月の間にかなりの量のスポンサーシップと関心を得ることができた」という声明が公式ホームページに記されている。

「しかし熟考を重ねた結果、我々がこのシリーズに適した方法でプロジェクトを追求するには予算が十分ではないという決断に至った。これは容易な決断ではなかったが、FIA F1世界選手権と我々の忠実なサポーターに対する敬意から下されたものだ」

 今回、エントリーを取り下げる結果となったサイファー・グループは、今後もF1参入に向けたプロジェクトは継続していくと付け加えている。

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