カルロス・サインツJr.は、今後トロロッソが計画している開発プランに大掛かりなアップグレードはないことを示唆した。

 今年はじめ、トロロッソはプレシーズン3回目のバルセロナテストにラウンチバージョンとは全く異なるSTR10を投入。テクニカルディレクターを務めるジェイムズ・キーが、「完全に新しいマシン」と評した新たなSTR10は、冷却やサスペンションのほか、ノーズを含む新たな空力パッケージをまとっていた。

 すると、この新しいSTR10を手にしたF1ルーキーふたりは開幕戦から力強いパフォーマンスを披露。サインツJr.が開幕デビュー戦から2戦連続入賞を果たすと、マレーシアで7位に入ったマックス・フェルスタッペンは、17歳と180日というF1史上最年少入賞の新記録を樹立するなど、F1ルーキーの活躍を大きく後押しした。

 次の第5戦スペインGPは、例年ほとんどのチームが大掛かりなアップグレードパッケージを投入してくる。

 しかしサインツJr.は、現在ロータスと同ポイントで並ぶトロロッソがライバルと同じように劇的な進化を遂げることはないことを明らかにした。

「確かに僕らもいくつかのアップグレードを持ち込む予定だが、多くはないよ」とサインツJr.。
「最大の空力アップデートは、間違いなく3回目のバルセロナテストの時だ」
「今は、アップグレードのすべてがより小さいものなんだ」

 サインツJr.は、今後の前進に必要なのはパートナーのルノーが開発するパワーユニットの向上だという。

「今、僕らが最も大きな改良を必要としているのは、エンジンのほうだ」

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