ザウバーF1チームは26日、2014年シーズンを戦うF1マシン『C33』を発表した。

 今季、フォース・インディアから移籍したエイドリアン・スーティルとチーム2年目のメキシカン、エステバン・グティエレスがドライブする『C33』は、現地時間26日にチームの公式サイトで実車の画像が公開された。

 今年も長年のパートナーであるフェラーリの新V6パワーユニットを搭載する『C33』は、昨年型のC32で採用したスリムなサイドポンツーンからボリュームを増した印象。その要因には、新たなパワーユニットに対する冷却容量の増強が挙げられる。

 一方、今年の新レギュレーションにより最も外観上の変更が話題になっているフロントエンドは、一見するとこれまでのスタンダードなノーズ形状を維持するようなデザインにも見えるが、チームがリリースした2枚の画像からは、その全容を詳しく知ることはできない。ただ、なだらかに垂れ下がるノーズの脇にはフロントウイングへと分岐するウイングステーのような処理が確認できることから、先端の中央が先細りのような形状になっていることがうかがえる。

 今や中堅チームの一角を占めるザウバーだが、昨シーズンはチーフデザイナーのマット・モリスが離脱したほか、財政難の問題も深刻化。ドライバーに対するサラリー未払いの噂やリザーブ契約を結んだロビン・フラインスも早々と手放すことに。また、ロシア企業との契約で今季のレースデビューも視野にいれていたロシア人ドライバー、セルゲイ・シロトキンは結局テストドライバーに収まることになった。

 チームは、今季もケータハムのドライバー候補にあがっていたギド・バン・デル・ガルデとテスト兼リザーブドライバー契約を結んだが、昨年同様のカラーリングには目新しいスポンサーのロゴは見当たらない。

 

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