1965年、74年、76年とサファリ・ラリーで3度の優勝を誇り、うち2回はミツビシ・ランサーを駆り勝利を飾ったラリードライバー、ジョギンダ・シンが20日、訪問中のロンドンで亡くなった。81歳だった。

 ジョギンダ・シンはケニア出身で、10人兄弟のひとりとしてガレージを営んでいた家庭に生まれたことから自動車に親しみ、1960年代からアフリカを中心に長距離ラリーで活躍した。

“フライング・シーク”の異名をとりヨーロッパ勢に畏れられたシンは、東アフリカ・サファリラリーで1965年にボルボPV544を駆り初優勝。また、キャリアでもハイライトとも言えるのが1974年のサファリラリーで、ミツビシ・ランサーを駆り、ミツビシのWRCデビューラリーでポルシェ等の強豪を打ち破り優勝。その後のミツビシラリー史に残る勝利を飾った。

 さらに、76年にはふたたびランサーを駆りサファリ優勝。WRCでの勝利はこの2勝のみだが、ミツビシのラリー活動の礎を築いたドライバーとして近年たびたび来日していた。

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