今年からのF1参戦を目標に活動を続けているステファンGPが29日、トヨタ・モータースポーツGmbHとの間で技術支援に関する合意を結んだとのアナウンスを行った。
チームは、29日付のニュースとしてオフィシャルサイトに以下のような声明を加えている。
「ステファンGPはトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)から技術的な支援を受けることで基本的な合意に達した。詳細については、そのうちにプレスを通じ公表する」
ゾラン・ステファノビッチ率いるセルビアのチームは、2010年のエントリー枠から漏れたにもかかわらず開幕戦からの参戦を未だ諦めてはいない。
現在も、エントリーチームのドロップアウトを予想して活動を継続しており、12月中旬には代表のステファノビッチが旧トヨタF1のファクトリーであるTMGを訪問し首脳陣と会談をもったほか、S-01という新車をFIAと同等レベルのクラッシュテストにかけ、無事にパスさせるなど精力的に活動している。