ヘイキ・コバライネンは、ケータハムとの来季契約がまとまることを願っているが、今のところ進展はないと語った。
コバライネンとケータハムとの契約は今季末で切れるが、まだ契約延長は決まっていない。ケータハムは現在コンストラクターズ選手権でマルシャに抜かれ11位に落ちており、このままだと財政的に大きなダメージを負うことになる。そうなれば、ケータハムはスポンサーを持たないコバライネンでなく金銭を持ち込めるドライバーを選ぶかもしれない。チームはギド・バン・デル・ガルデやシャルル・ピックと交渉をしているといわれている。
実際チームボスのトニー・フェルナンデスはペイドライバーの起用も選択肢のひとつであると認めている。
「今のところ何の動きもない。トニーの判断を待っている」とコバライネン。
「彼にはいくつか選択肢があり、ドライバーに関してどういう方向性でいくか決めなければならない」
「実際のところ、僕は金銭を持ち込んでおらず、サラリーを支払われている。それが決定的なファクターになるのかどうかは分からないけど」
「僕らは今もいい関係にある。彼と知り合ってから長いし、100パーセント信頼を置いている。でも一方で彼が他の方向性を選んだ場合に備えて状況をチェックしておく必要がある」
ケータハムと契約できなかったとしても、別の選択肢はあるとコバライネンは語った。
他の選択肢はないのかと聞かれたコバライネンは「全くそんなことはない」と答えた。
「一番重要なのは、これからも集中し、できるだけ速く走り、チームの後押しをしていくことだ」
「そのために僕はサラリーをもらっているんだ。それから来年何が起こるかを見てみよう。近いうちに問題が解決すればいいね」