アイルトン・セナ没後20年にあたる2014年、ウイリアムズはFW36にセナの新たなロゴを飾ることを発表した。
セナはマクラーレンからウイリアムズに移籍した1994年、サンマリノGPでウイリアムズFW16で走行中にクラッシュし、命を落とした。
死後、ウイリアムズはマシンにセナの有名な“ダブルS”マークを飾ってきたが、没後20年の今年は、アイルトン・セナ財団がデザインした、セナの写真と「Ayrton Senna Sempre」(sempreはポルトガル語でalwaysの意味)の文字を合わせたマークが、FW36のノーズコーンの左サイドに飾られることになった。
今年は、アイルトン・セナ財団が主催する多数のイベントにおいて、このロゴが使用される予定だということだ。
新ロゴについて、ウイリアムズチームの創設者でありチーム代表のフランク・ウイリアムズは次のように述べた。
「私はアイルトンと非常に親しかった。彼が亡くなってから20年、有名な“ダブルS”のロゴをマシンに飾ってきたが、この新しいロゴによって我々はレーシングドライバーとしての彼の功績、そしてブラジルで教育の機会を高めるため尽力している財団の優れた仕事ぶりを称えたいと考えている」