2008年のスバル撤退以降、自身のチームからWRC世界ラリー選手権に参戦してきたペター・ソルベルグだが、2011年にはWTCC世界ツーリングカー選手権への参戦を検討していると英AUTOSPORTが報じている。
ソルベルグは2009年からペター・ソルベルグWRTを率いてシトロエン・クサラWRCやC4 WRCをドライブし、ワークスを食う素晴らしい活躍を披露してきたが、来季のWRCでの活動はまだ未定。
英AUTOSPORTに対してソルベルグは、2011年はWTCCへのスイッチがソルベルグにとっての現在の目標であると語っている。
「僕はサーキットでどの程度できるのか分かっているつもりだ。だから今、WTCCに向けての可能性を探っている。僕は今いくつかのマシンをテストすることに興味を持っているんだ」とソルベルグ。
「僕は過去にF1とル・マンのLMP1カーをドライブしたことがある。そして、それはうまくいった。今のWRCは僕にとって本当にタフだ。僕は今別の可能性を探っていて、その中でも最大の可能性を持つのはWTCCなんだ」
ソルベルグは来月モンテカルロで行われるIRC第1戦に参加する予定だが、もしWTCCドライブへのオファーが来るならば、WTCCを優先させるだろうと語っている。