カルン・チャンドックは、2010年のF1デビューに向けて多数のチームと交渉を行い、来年レースができる“かなり現実的な可能性”があると述べている。
インド出身のチャンドックは、2009年GP2シリーズをランキング18位で終えている。フォース・インディアの代表、ビジャイ・マルヤは、25歳のチャンドックがF1にデビューする準備が整っているかどうか確信が持てないとして、マクラーレンのシミュレーターを使わせ、能力を示すチャンスを与えると以前述べていた。
「僕と僕の父、スポンサー、アドバイザーは、今、F1のドライバーマーケットの情報をチェックし、適切な相手と話し合いをしようと試み、忙しい日々を送っている」とチャンドック。
「でもF1は今、未知の要素が多く、とても難しい状況だ。新規チームのすべてと、既存チームの一部に会い、2010年の選択肢を検討しているが、今のところ、報道されていることは単なる推測に過ぎず、何も決定してはいない」
「今の段階で僕に言えるのは、来年F1でレースができる非常に現実的なチャンスが3つあるということだ。でも今後数週間の間は何も公にはならないだろう。F1ドライバーのパズルの26のピースのうち、決まっているのはおそらく10だけだろう。だから、まだまだたくさんの空席があり、うまくやれる可能性はあると楽観的に考えている」