フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロは、ミハエル・シューマッハーがメルセデス・グランプリと契約してF1に復帰したいのなら、フェラーリはそれを妨害することはないと述べた。
シューマッハーがメルセデス・グランプリからF1にカムバックするのではというウワサがここ数週間盛り上がっており、ドイツメディアは、正式契約は近いと報じている。
シューマッハーは今年9月、フェラーリのコンサルタントとしての契約を3年間延長することで合意したと発表している。しかしディ・モンテゼモロは、シューマッハーがメルセデスに行きたいのであれば、フェラーリは拘束しないと述べた。
ディ・モンテゼモロは、ロイターから、フェラーリはシューマッハーとの契約をあくまで実行するかと問われ、「いや、拘束はしない」と答えた。
「もし彼が別の道を行くと決心するなら、我々の契約は無効になるだろう。それははっきりしている。それが道理にかなっているからね。我々のライバルと働き、同時に我々とも働くというのは不可能だ」
「この件について彼とはまだ話をしていない。彼はひとりのチームメンバーというよりは大事な友人だ。彼は我々のロードカーのコンサルタントだ」