フェラーリがサンタンデールをスポンサーに迎えたことで、フェルナンド・アロンソのフェラーリ入りのウワサが一層高まっているが、フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモロは、スポンサーによってドライバーが決まるわけではないと主張した。
スペインの大手銀行であるサンタンデールは、2007年、アロンソのマクラーレン加入に伴い同チームとスポンサー契約を結んだ。その後アロンソはマクラーレンを離れ、それ以来サンタンデールは再び彼のスポンサーにつくことを強く望んでいた。
フェラーリが地元モンツァで木曜、サンタンデールと“最も重要なスポンサー”としての契約を結んだことを発表したことで、前々からささやかれているアロンソの来季フェラーリ移籍の可能性が一層高まったように思われるが、ディ・モンテゼモロは、今回の発表とドライバー選択とは関係がないと述べている。
「これが近い将来の選択に関して何かを意味しているわけではない」とディ・モンテゼモロは言う。
「ドライバーを選ぶのはフェラーリであって、スポンサーではないということを、もう一度はっきりさせておく」