アンソニー・デイビッドソンは、F1に戻りたくて仕方がないが、資金を用意できなければチームと契約するのは不可能だと述べた。

 2008年序盤までスーパーアグリのレースドライバーを務めていたデイビッドソンだが、チームの撤退によりシートを失い、それ以来F1復帰の道を探っている。2010年に向けて彼は多数のチームと交渉しており、ザウバー入りの可能性もささやかれてはいるが、彼自身は、今のF1では金が用意できなければシートを得ることはできないと主張している。

「今も昔も、金が問題なんだ」とデイビッドソンは英クラッシュネット・ラジオに対して語っている。
「F1は昔から金持ちのスポーツだが、今はその度合いがかつてないほど進んでいる。数チームから『500万ユーロ持っていれば雇える』と言われた。それで調べてみたけれど、それだけの金は見つけられなかった。ソファの裏も財布も見た。蛾は飛び出してきたけれど、それだけだった。真面目な話、僕はそういう状況にいるってことだ」
「大手チームが次々と手を引き、マニュファクチャラーは主にふたつしか残っていない。難しい時代だから、どこのチームも金を求めている」
「僕にはF1に参戦するだけのスキルがあるし、その資格もある。だけど他にもそういうドライバーはたくさんいる」
「でも僕はまだ(F1に)やり残した仕事があると感じている。だからこそ、また走りたくて仕方がないんだ」

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