バイオディーゼル燃料100％で史上初の7連覇を目指し
ダカールラリー2012アルゼンチン・チリ・ペルーに参戦

　トヨタ車体株式会社（本社：刈谷市一里山町　網岡（あみおか）卓二（たくじ）社長）は、2012年1月1日にスタートする「ダカールラリー2012アルゼンチン・チリ・ペルー」に参戦致します。当社で生産している「トヨタランドクルーザー200」をベースとしたラリー車で、世界中のお客様にお届けしている車両の安全性・信頼性・走破性の高さを証明するため、市販車部門に参戦致します。

　東日本大震災の影響により厳しい経営環境ではありますが、困難な環境下でも世界の頂点に挑戦し続け、トヨタ車および日本の健在ぶりを世界へアピールするためにも、大会史上誰も成し遂げたことのない同部門7連覇を目標に、継続参戦することと致しました。

　また、今大会もラリー車2台体制で、2台ともに廃てんぷら油から精製したバイオディーゼル燃料（BDF）を100％使用しての全行程走破を目指し、環境に配慮したモータースポーツ活動を進めて参ります。

【チーム名】
Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY
チームランドクルーザー・トヨタオートボデー（通称：TLC）

【参戦体制】
1.参戦車両
トヨタランドクルーザー200ラリー車　2台

2.マネジメント
チーム代表：太田　力（おおたちから）　トヨタ車体（株）執行役員
監督：森　達人（もりたつと）　トヨタ車体（株）総務部広報室ダカールラリー推進グループ長

【参戦カテゴリー】
市販車部門ディーゼルクラス

【ダカールラリー2012 アルゼンチン・チリ・ペルー大会概要】
　ダカールラリーは1979年より開催され、次回は34回目の大会となります。クロスカントリーラリーの最高峰として世界中から注目されています。政情不安により、'09年大会から舞台をアフリカ大陸から南米大陸に移し、次回も引き続き南米での開催となりますが、過去3大会の開催地となったアルゼンチン、チリに加え、ペルーが新たに舞台に加わります。（主催：A.S.0（*1））。2012年1月1日にマル・デル・プラタ（アルゼンチン）をスタートし、北上しながらチリを経由してペルーへと渡り、1月15日にリマ（ペルー）にゴールする計15日間、総走行距離約9,000kmにおよぶ戦いです。

　これまで最大の難所とされてきたチリ北部のアタカマ砂漠の通過に加え、ペルーでは暑く、過酷な高山地帯のコースが加わり、前大会にも増し、厳しい大会となることが予想されます。

*1　A.S.O：Amaury Sports Organisation／アモリー スポーツ オーガニゼーション

【チーム目標】
市販車部門7連覇（ガソリン車を含む）