ピレリは、BMWザウバーと契約したニック・ハイドフェルドを引き続きタイヤ開発ドライバーとして起用したいとの意向を示した。
ハイドフェルドは、今季残り5戦、ペドロ・デ・ラ・ロサと交代し、ザウバーからF1レースに復帰することが決まった。元々ハイドフェルドはメルセデスGPのテスト&リザーブドライバーを務めており、同チームを離脱して、来季F1公式タイヤサプライヤーとなるピレリの開発ドライバーに就任したばかりだった。
ザウバーとの契約開始日の関係で、ハイドフェルドは今週スペインでピレリでの3回目のテストを行う予定となっている。しかしピレリは引き続きハイドフェルドにテストを担当してほしいと述べている。
「ニックは今週我々と共にテストをする。その後、彼とじっくり、可能性について話し合いを行うつもりだ」とピレリのスポークスパーソンは、GP Updateに対してコメントしている。
「可能なら彼にとどまってもらうことを計画している。ただし当然のことながら、論理的な解決方法があるかどうかを検討する必要がある」