ロバート・クビカの将来に注目が集まるなか、代役を務めるニック・ハイドフェルドは、ロータス・ルノーGPで今後も戦っていきたいと述べた。
現在療養中のクビカだが、マネージャーのダニエル・モレリは今週、クビカは順調に回復しており、11月の最終戦ブラジルGPで復帰できる可能性もあると示唆した。
クビカの今後については夏の終わりごろには何らかの判断が下される見込みであり、ルノーのチームプリンシパル、エリック・ブーリエは、それを待ってから来年のドライバーラインナップを検討すると述べ、あくまでクビカが優先であるとの意向を示している。
Expressの報道としてF1SAが伝えたところによると、そんななか、ハイドフェルドは「このチームに残れたら嬉しい」と述べたということだ。
「ロバートが復帰するなら、ふたつめのコクピットの可能性があるかもしれない」
ふたつめのシートとは、当然ビタリー・ペトロフのシートを指している。しかしペトロフは、大きなスポンサーのサポートもあり、来季の契約を確保しているといわれている。
ハイドフェルドは今季ここまでの間に1度表彰台を獲得しているが、ブーリエは彼の今季の仕事について「優れているといえるが、十分優れているとはいえない」と表現し、満足してはいないことを示唆している。