ニック・ハイドフェルドがピレリのF1テストを担当すると報じられているが、これは彼が現在所属するメルセデスGPから離脱することを意味すると推測されている。
ピレリは16日から18日の3日間にわたってムジェロで来季のF1タイヤのテストを行うと、スペインのディアリオASが報じた。トヨタの2009年型マシンTF109を使用し、メルセデスGPのテスト&リザーブドライバーであるハイドフェルドがステアリングを握ると伝えられている。
2011年から新たにF1公式タイヤサプライヤーとなるピレリのために、ハイドフェルドがテストドライバーを務めることになると以前から予想されていたが、彼が既存チームのひとつに所属していることが問題になるとの見方もなされていた。
ドライバーとして非常に評価の高いハイドフェルドだが、今季レースシートの獲得はならず、メルセデスのリザーブドライバーを務めている。来季のレース復帰を目指す中、トップチームのシートは次々と埋まっているが、ハイドフェルドは、ルノー、ザウバーの候補のひとりとして名前が挙げられている。