メルセデスGPのテスト&リザーブドライバーから来季のF1公式タイヤサプライヤー、ピレリのテストドライバーになったニック・ハイドフェルドが、元チームメイト、ミハエル・シューマッハーの好みに従って開発作業を行うのではとのウワサがささやかれている。

 ピレリは17、18日にムジェロにて、初の本格的なF1テストを行った。メルセデスを離脱したハイドフェルドが、トヨタの2009年型マシンTF109を走らせ、来季用のピレリタイヤの開発テストにあたった。

 grandprix.comは、今季、ブリヂストンはフロントタイヤの幅を狭くし、フロントが比較的弱くなったことが、シューマッハーのパフォーマンス不足の原因のひとつであると推測している。メルセデスのボス、ロス・ブラウンは、ハンガリーでのシューマッハーのパフォーマンスを振り返り、ニコ・ロズベルグの方が限界に近い状態のタイヤからうまく力を引き出せる傾向にあると発言している。ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部フェロー、浜島裕英氏は、シューマッハーのドライビングスタイルは強力なフロントエンドを必要とし、昨年の幅の広いフロントタイヤの方がシューマッハーに合っていただろうと述べている。

 grandprix.comは、ハイドフェルドはシューマッハーからの長い“ウィッシュリスト”を携えて、ムジェロでのテストに臨んだのではないかとの推測が高まっていると報じている。

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