2010年F1第19戦アブダビGPの日曜決勝で、マクラーレンのルイス・ハミルトンは2位を獲得、ピットイン後にロバート・クビカに押さえられたことで首位のベッテルに挑戦するチャンスを失ったと語った。ジェンソン・バトンは3位だった。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 決勝3位
F1にとってエキサイティングな1年だった。僕らは皆いい時もあれば悪い時もあり、それは新ワールドチャンピオンのセバスチャン(・ベッテル)も同じだ。でも彼はとても才能のあるドライバーだし、この成功に完全にふさわしい。新ワールドチャンピオンと、2008年のワールドチャンピオンのルイスと共に表彰台に上れて嬉しかった。今日の僕らの一番の目的はコンストラクターズ2位の座を勝ち取ることだった。それは楽に達成できたね。1年の間に何度か素晴らしい日曜を過ごしたけれど、厳しい土曜もあった。冬の間にこの部分に取り組むつもりだ。でも全体的にボーダフォン・マクラーレン・メルセデスとの最初の年にとても満足している。チームの全員にありがとうと言いたい。望んでいたような結果にはならなかったけれど、うまくいった日もたくさんあるし、多くのいい経験も積めた。これを2011年の戦いに役立てられるだろう。
ルイス・ハミルトン 決勝2位
1年をいい結果で締めくくった。ふたりとも表彰台に上り、コンストラクターズ選手権2位の座を手に入れたことは、ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスの全員にとって素晴らしい成果だ。レース序盤にはセバスチャン(・ベッテル)に匹敵するペースで走れた。でもピットストップの後、ロバート(・クビカ)に引っかかってしまった。単純に、彼を抜くことができなかった。彼はミスをしなかったんだ。それでセバスチャンに対する攻撃を再開することができなかった。でもモータースポーツではそういうことも時にはある。チームはシーズンを通して懸命に働いてきた。皆のことを誇りに思うよ。でももう来年を楽しみにしているんだ。来年は僕らのマシンはもっとよくなり、開幕戦からトップを争えることを期待している。2011年シーズンが始まるまで15週間だよ。待ち遠しいな!