2011年F1イタリアGPの金曜プラクティスで、マクラーレンのルイス・ハミルトンは1回目1位/2回目2位、ジェンソン・バトンは1回目2位/2回目7位だった。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ルイス・ハミルトン フリー走行1=1位/2=2位
今日はウイングのセットアップ作業に時間を費やした。いくつかのチームは僕らよりローダウンフォースにして走行していたようだ。でも、DRSを使用すれば僕らのクルマはかなりいい感じだった。ダウンフォースレベルの違いを見るのは興味深いね。あるチームはストレートで速いが、僕らはミドルセクターで速い。いつだっていい妥協点を見つける必要はあるけれど、僕らのロングランペースはそれほど悪くはなさそうだ。両セッションともとても好調だったし、燃料を多く積んだ状態ではフェラーリよりわずかに僕らに分があると思う。2回目のセッション終盤はレッドブルがかなり手強そうだったが、彼らが僕らとは燃料量が違っていたと踏んでいるから、期待できそうだよ。ジェンソンと僕は同じウイングセットアップで走行しており、本当に満足している。今夜小さな変更を施す予定だが、今週末はレッドブル勢にチャレンジできると思う。クルマは本当に良く動いているし、少しずつよくなっている。でも、ハードなレースになるだろうね。
ジェンソン・バトン フリー走行1=2位/2=7位
今日1日クルマにいろいろなものを試し、いくつかのものは比較的よく機能していた。まだ僕たちがいるべきだと感じている状況にはないし、どのダウンフォースレベルで走るか決めていない。まだ完全にマシンと一体になっている感触はないが、これに関して取り組んでいるところだ。今週末に向けての方向性を選択する前に、今夜多くのデータを調べることになると思う。それ以外の点では、サーキットの多くの箇所が新しい路面なので、かなりスライドしている。タイヤにはタフだし、特にロングランでは厳しいね。