ルイス・ハミルトンは、今年は私生活を安定させ、マクラーレンチームとのコミュニケーションも向上させることができたため、昨年と比べていいパフォーマンスを発揮できるようになったと語った。
2011年、ハミルトンは3勝を挙げたものの、アクシデントも多く、結局ドライバーズランキングでチームメイトのジェンソン・バトンに大きな差をつけられる結果となった。
ハミルトンは、個人的に抱えていた問題を減らし、チームのエンジニアとのコミュニケーションを向上させる努力をしたと語った。
「毎年シーズンが終わった時点で、自分がやってきたことを分析し、そこから前進するよう心がける」とハミルトン。
「物事がいい方向に向かうようにし、うまくやれなかったことを改善する」
「僕がいつも言っているのは、コース上のことだけでなく、それ以外のプライベート、自宅での時間、友達と過ごす時間、そういったことの影響もあるということだ」
「プライベートにおける人間関係だけじゃなくチームの人たちとの絆も深めた。今年はエンジニアたちとの作業は去年よりうまくいっているし、そういったことがプラスに働いている」
「プライベートでは特に問題も悩みもない。去年はとても大きな重荷を抱えていた。そういった重荷を片付けることができ、今はいい状態になった」
今季11戦を終えた段階で、ハミルトンは2勝を挙げ、ポイントリーダーであるフェルナンド・アロンソと47点差のランキング4位に位置している。