ルイス・ハミルトンは、メルセデスの今の圧倒的な優位を抑制するために現行のテクニカル・レギュレーションを変更することは不公平であると語っている。

 昨年、19戦16勝という記録破りの成績でダブルタイトルを成し遂げたメルセデスは、今シーズンの開幕戦オーストラリアGPでも圧倒的な速さをみせ、決勝では3位チェッカーを受けたフェラーリのセバスチャン・ベッテルに実に30秒以上もの大差をつけて勝利を手にした。

 しかし、レース後はメルセデスの勝利以上に彼らがライバルに築いたタイム差に注目が集まり、レッドブルのクリスチャン・ホーナーは現行のエンジン性能を平衡化するための行動を検討するべきだと主張。ヘルムート・マルコも、レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツがF1への興味を失う恐れがあると、撤退も示唆した。

「我々が勝っていたときも、決して彼らほどの優位を築いて勝っていたわけではない」と、ホーナーはSky Sportに語っている。
「FIAの規則には均等化のメカニズムがあり、そこを見る必要があるだろう」

 だが、レッドブルの非難を擁護する声は少なく、チャンピオンを獲得したハミルトンも、異なる見解を示している。
「全員が同じ規則のもとにあり、誰がベストなレースをするかということだ」とハミルトン。

「結局のところ、彼らは何年か前にいい仕事をしたが、今は我々がやっている」
「そういう意味では不公平だろう」
「我々のチームは同じ規則のもとで懸命に努力し、いい仕事をしたんだ」

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