カナダGP予選後、マクラーレンのルイス・ハミルトンがサンプル用燃料を残すためにコース上でマシンを止め、自らマシンを押して戻った一件を受け、世界モータースポーツ評議会で、ラップタイム制限の規定などが設けられた。

 23日、ジュネーブで開催された世界モータースポーツ評議会の会合の後、次のような声明が発表された。
「以下のことが直ちに実施される。不必要に低速で、不規則に走行し、あるいはそれが他のドライバーに対して危険をおよぼす可能性があるとみなされた場合、そのマシンはスチュワードに報告される。マシンがコース上、ピットエントリー、ピットレーンのいずれを走行中でもこれは適用される」
「予選のインラップあるいはレースに向けてピット出口がオープンになった際のレコノサンスラップにおいて、マシンが不必要に低速で走行する事態を避けるため、ドライバーは、ピット出口の後のセーフティカーラインとピット入口の前のセーフティカーラインの間をFIAが定めた上限タイムを上まわらないように走行しなければならない。上限タイムは各イベントの初日プラクティスの前にレースディレクターが決定し、必要であればイベント中に修正される」

 さらに、燃料サンプルを提出するために、マシンは自走してピットに戻らなければならないとの規定も明記された。
「以下のことが直ちに実施される。プラクティスセッションの後に燃料サンプルが要求される場合、そのマシンは最初に自走でピットまでドライブされなければならない」

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