ブレンドン・ハートレーは、ハイミ・アルグエルスアリがセバスチャン・ブルデーの後任に決定したことにガッカリしたものの、今の自分はF1ドライバーになる準備は整っていないため、レースで結果を出すことに集中していくと語った。

 ハートレーはイギリスGPまでレッドブル陣営のテスト&リザーブドライバーを務めていたが、その後アルグエルスアリがその座に就き、さらにハンガリーGPからは彼がトロロッソのレースドライバーに昇格することが決まった。ハートレーの方は、F3ユーロシリーズとワールドシリーズbyルノーのプログラムに集中することになった。

「しばらく前からアルグエルスアリがトロロッソをドライブすることになるのは分かっていた」とハートレーは月曜にTVNZに語った。
「最初にそのニュースを聞いた時にはもちろんがっかりした。でも実際、僕の場合は、今F1をドライブするというのは正しい決断じゃない」
「今あそこに僕がいないのにはたくさんの理由がある。たくさんの政治的な問題があるんだ。金銭的な問題やスポンサーシップなどがあり、シートを得るまでにはかなりの時間がかかる。でも僕の今のレースシーズンは、たくさんの理由によってうまくいっていない。マシンにたくさんの問題が起き、ミスもいくつかあった」
「目標よりも早く、F1リザーブドライバーになれた。あそこにいるのは素晴らしいことだったけれど、最終的に僕らはもう十分だという決断を下した。僕は結果を出すことに集中する必要があった。ブルデーの後任ドライバーになることは期待していなかったし、僕はまだ自分がF1ドライバーになるのにふさわしいとは思っていない」
「もしそこに行ければ、もちろん素晴らしいしエキサイティングだろう。でも自分がそこにいるのにふさわしくないのだとしたら、他の皆にどういう風に言われるだろうと自問する必要があった。僕のレースイヤーはうまくいっていない。すごく頑張っているし、レース中に最速だったこともあるけれど、結果に結びつかなかった。僕はたくさんの問題を抱えているんだ。シーズン後半には物事をうまくいくようにしたいし、少しは運が味方してくれればと思っている」

 ハートレーはアルグエルスアリの代わりに再びレッドブルのリザーブドライバーの役割に戻ることはないと述べている。
「今は結果を出して自分の力を証明することの方が大事だからね」とハートレーは主張している。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円