スクーデリア・トロロッソは、ハイミ・アルグエルスアリを今週末のハンガリーGPでセバスチャン・ブエミのチームメイトに起用することを正式に発表した。
先週解雇されたセバスチャン・ブルデーに代わってF1デビューする19歳のアルグエルスアリは、金曜にF1最年少デビュー記録を更新することになる。ワールド・シリーズbyルノーのボスであるハイミ・アルグエルスアリSrを父に持つ彼は、ジュニアフォーミュラ時代からレッドブルの若手プログラムの一員だった。アルグエルスアリは昨年イギリスF3で最年少チャンピオンになり、今年ワールド・シリーズbyルノーに参戦、最近レッドブル陣営のふたつのチームのテスト&リザーブドライバーに就任したが、F1走行の経験はあまりない。
「F1でレースをするという素晴らしい機会を与えてくれたレッドブルに感謝したい」とアルグエルスアリ。
「これは僕にとってレースを始めたころからの夢だった。レッドブル・ジュニア・プログラムのおかげで僕はグランプリのグリッドにつくという大きな望みをかなえることができた」
「自分がとても難しいチャレンジに立ち向かうということは承知している。F1に参戦するというのは決してたやすいことではなく、シーズン途中での参戦だけに余計に大変だし、テストをしていないのでとても厳しい。でも、このチームはルーキードライバーの扱いに関して定評があり、そのチームが全面的にサポートしてくれているのをすでに感じている」