セバスチャン・ブルデーに代わってハイミ・アルグエルスアリを起用することを正式に発表したトロロッソのチームプリンシパル、フランツ・トストは、経験の浅いアルグエルスアリはF1の環境に慣れるところから始めることになり、最初は彼に期待を抱いてはいないと述べた。
スペイン出身19歳のアルグエルスアリは、ハンガリーGPの週末、史上最年少F1デビューの記録を更新し、同じくルーキーのセバスチャン・ブエミのチームメイトとしてF1にステップアップする。
「スクーデリア・トロロッソに関するレッドブルの言明した目的として、可能なときにはヤングドライバー・プログラムの参加者にシートを提供する役割を果たさなければならないというものが存在する」とトストは述べている。
「したがって我々は、現在プログラムの中で最も成長しているドライバーであるアルグエルスアリを選んだ」
「テスト禁止の規定があることもあり、今後の数カ月、チームとジェイムは大きなチャレンジに直面するだろうことを、私は承知している。しかしレッドブルは常に新たなチャレンジへの用意をしている。少なくとも最初の3戦は彼に一切期待はしていない。その間彼はマシン、チーム、そしてF1という環境に慣れる必要がある」