マクラーレンのジェンソン・バトンは、フェルナンド・アロンソをチームメイトに迎えることを恐れてなどいないと語った。
アロンソはフェラーリとの契約を早期終了し今季末でチームを離れることを決め、移籍先としてマクラーレンと交渉していると考えられている。彼がマクラーレンに復帰した場合、現在のレースドライバーのバトンかケビン・マグヌッセンがシートを失うことになる。
バトンとマクラーレンの現在の契約は今季末までとなっており、来季のプランはいまだに決定していないが、非常に手ごわいドライバーと評価されているアロンソと組むことを恐れてはいないとバトンは語った。
「どのドライバーと組むとしても、それがワールドチャンピオンだとしても、僕は恐れない」とバトン。
「これまで(ワールドチャンピオン)ふたりと組んだことがある。若いころにはジャック・ビルヌーブと同じチームに属していたし、ルイス(・ハミルトン)とは3年間一緒だった」
「誰がチームメイトになるとしても怖くない。新しく誰かと組んで、その働き方などから学ぶのは面白いからね。外から見ているのと実際には違うものなんだ」
バトンは、今年F1にデビューした若きチームメイト、マグヌッセンを高く評価している。
「レーシングカーやセットアップを正確に理解し、オープンな態度で全力を尽くすチームメイトと一緒に働くのが好きなんだ。ケビンはまさにそういうドライバーだ」とバトン。
「最初は経験がなかったから、マシン開発は僕が行う部分が多かったけれど、彼はセットアップについてすぐに学び取った」
「感覚についても方向性については僕らはとても似ている。ケビンとはとてもいい形で働いている」