2011年F1インドGPの日曜決勝で、マクラーレンのジェンソン・バトンは2位を獲得した。
■ボーダフォン・マクラーレン・メルセデス
ジェンソン・バトン 決勝2位
チームの努力という点では、僕らは今日すべてのことを正しく行えたが、単純にマシンに勝てるだけの速さがなかった。
いいスタートをして1周目にいくつかポジションを上げ、5、6周にわたってマーク(・ウエーバー)を押さえる形で走り続けた。その後、僕らとバトルした影響で彼のリヤタイヤはダメージを負ったんだと思う。それによって僕はギャップを築くことができた。それからセブ(・ベッテル)に挑戦したが、彼に近づくのはとても困難だった。
最後のピットストップでセブより早くハード側のタイヤを装着したのはリスクがあったけれど、やってみたらとてもうまくいき、彼との差を3秒近く縮めることができた。マシンのフィーリングはとてもよかった。セブがプライムでリズムを見つけるまでに、ギャップを2.8秒まで縮めたけれど、それでは十分ではなかった。
それでも僕らにとってとてもいい結果だった。可能な最大の結果を出したと思う。今週末のすべての経験を楽しめた。素晴らしいサーキットだったから、すべてのドライバーがまたここに戻ってきたいと思うだろう。あらゆる要素が詰まった、速く、流れるようなコースだ。素晴らしいと思う。
インドの人たちは僕らを温かく歓迎してくれた。これほど大勢の人たちが笑顔でいるのを僕は見たことがない。観客は素晴らしかった。F1がインドで育ち、来年はもっと大勢の人たちが見に来てくれることを願う。