バーレーンGPのオーガナイザーは、9日、今季F1開催を断念する旨の声明を発表した。
3日、FIA世界モータースポーツ評議会の会合が開催され、バーレーンGPがインドGPに代わって10月30日に開催され、インドGPは12月に延期されることが決定された。その後、インドGPの日程は12月11日であることが明らかにされた。
この決定には大きな批判が集まり、FOTAはFIAに対して正式に反対の意思を表明していた。
これを受け、FIA会長ジャン・トッドは、F1商業権所有者であるバーニー・エクレストンにカレンダー案の再提案を依頼したことを9日に明らかにした。
その後、バーレーン・インターナショナル・サーキット会長、ザイド・R・アルザヤニ氏は、チーム側が望まないのであれば、バーレーンGPの今季開催を推し進めることはしないとし、来季開催を楽しみにしているとの声明を発表した。
これにより、インドGPは再び10月30日の日程に戻り、今シーズンは当初の予定どおり11月27日のブラジルGPで終了するものとみられている。